☆リヴァー・フェニックス☆

 

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眠れない夜、ベッドから壁を見上げてリヴァーを見つけると、

すごく癒される。

 

 

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この写真大好き。

リヴァー!!ってかんじがする。

 

腕を交差させて肩を抱いてるポーズが、自分を守ろうとしてるみたい。

 

何を考えてるんだろ?

 

洋画(特に青春映画)をたくさん見るうちに、リヴァーが1番好きな俳優さんになった。

 

『スタンドバイミー』と『マイプライベートアイダホ』が大好き。

 

 

 

 

 

読書感想。『Mの迷宮』輪るピングドラム論

 

 

 

図書館で借りて読みました♪

 

輪るピングドラム』の考察本なんだけど、

少女革命ウテナ』、『風の谷のナウシカ(漫画)』、『新世紀エヴァンゲリオン』、

魔法少女まどかマギカ』『レストレスドリーム』『銀河鉄道の夜

にもたくさん触れられてました。

 

いろいろ書いてあって、どれも面白かったけど、

特に目から鱗だったのは、2つあって、

 

 

1つ目は、

ウテナの放送と同じころにちょっと流行っていたらしい『レストレスドリーム』という小説の存在。

 

主人公の女の人が夢の中でゾンビ王国に行って戦う、という内容で、

これがとても少女革命ウテナと似ているらしい。

ゾンビ王国を治める悪い王子を主人公が倒そうと頑張るんだけど、

王子の妹が色々邪魔をする。

でもその妹は、実は主人公の片割れで、

主人公は社会に反抗する精神、

妹は、社会に順応して、男に服従する精神、

をそれぞれ持っているらしい。

この構造が、ウテナにも取り入れられているんじゃないか、って書いてあったんだけど、

確かにウテナとアンシーと鳳暁生みたいだな~と感心した。

 

 

2つ目は、

ウテナとピンドラでは、「革命者」(=運命を変えようとする人)の髪の毛がみんなピンク色だったってこと。

 

まず、

「天上ウテナ」の画像検索結果

ウテナの髪の毛はピンク色。(可愛い!)

関連画像

御影草時の髪の毛もピンク色

「美しい思い出を持つ者だけが、願うことを許されるんだ。

 今も、あの頃のままでいられたならば、と。

 僕にはわかる。

 君は僕と同じだ。

 思い出を永遠にしたい願ってとやまない、

 そんな人の目とおなじだ。」

 

 

 

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眞悧の髪の毛もピンク

 

 

桃果ちゃんの髪の毛もピンク

 

 

たぶんあんまり重要な設定じゃないけど、

一番すごい!って思った。

 

 

以上。感想おわり!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画感想。『オマツリ男爵と秘密の島』

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amazonより)

 

ネタバレあります。 

 

 

 

2005年に公開された、ワンピースの映画です。

 

もともと、『時をかける少女』や、『少女革命ウテナ』など、

時かけまでの細田さんの作風がすごくすごく好みなので、見てみました。

 

結果、

想像以上に良かったです。

しかし、これはもうワンピースとは言えないような。。

ワンピースファンの方々には受け入れがたい映画だというのも納得です。( 一一)

 

うる星やつらビューティフルドリーマーとか、攻殻機動隊Ghost in the shell とか、他の人が作った物語を自分色に染めてしまうところが、押井守さんと似てるな、と思いました。

 

 

 

もちろん、ギャグシーンも楽しいお祭りシーンもたくさんありましたし、

最後はやっぱりハッピーエンドで、すっきり終わるのです。

が、

所々とても綺麗で、不気味で、びっくりするくらい鬱鬱しい内容でした。

 

 

特に、

一日の終わり、オマツリ男爵の部下たちが、生気を失ってゾンビのようにしわしわになるのですが、

朝になるとすべて元通りになって、何事もなかったかのようにまた元気にお祭り騒ぎをしだすというのが、

とてもとても怖くて、それをずっと一人何十年も見続けている男爵の孤独の深さは相当だな、と思いました。

 

みんながしわしわになる様子がまた怖くて、

 

ムチゴロウは、本物の自分が死んだ嵐の日のことを思い出そうとすると、急に唸りだして、しわしわになって倒れたり、

 

カッパの男の子が、自分が日本刀で切られても傷つかない事に疑問を覚えて、どうして?って繰り返すうちにしわしわになったり、

 

輪投げで活躍した年不相応に元気な老人たちが、

夜には腰が曲がって、俯いてぐったりした様子で、「今日はもう疲れた。ちょっと休もう」って普通の老人みたいに言いだしたりとか、

 

「また明日になれば元気になるよ。すべて元通りだ。」

って、すごく怖い。

 

 

調べてみるとこの映画を作る前、細田さんはジブリハウルの監督を任され、Cパートまで脚本もコンテも仕上がっていたのに、なにか揉めて、制作を頓挫させられ、スタッフも解体してしまう、ということがあったそうで、

そのせいでちょっと鬱々とした気持ちをぶつけてしまったのかもしれないな、と思いました。

(そしてしっかり鬱々を振り切って時かけを作ったみたいですね。笑)

 

 

でも、最後にアップになったルフィがにかっといつもみたいに笑うのが、とても爽やかで細田さんらしいエンディングだったし、

ぜんぜん後味悪くはないです。

 

 

だけどやっぱり、

この映画の中では、「麦わらのみんなが死んだら、ルフィは壊れてしまう」

という結論が出されたんだということを考えると、後味悪いのかもしれないですね。。

 

 

それから、個人的に気になったのはやっぱり、最後のルフィ目がけて大量に降ってくる矢です。

何百本もの矢が一つになって突き刺さる様子は、『少女革命ウテナ』の百万本の剣を思い出してしまいました。

 

あのシーンを考えたのが幾原さんなのか、細田さんなのかは知りませんが、(wikiによると、絵コンテは細田さんらしい)

大好きなので、嬉しくなりました。

 

 

 

私自身は、ワンピースは小学生の頃までは毎週弟と一緒に見ていたのですが、

エースが死んだことで卒業してしまいました。

あの時は泣いたなぁ。。

 

その後、修学旅行の帰りのバスで見たチョッパーの映画も好きですが、

今回見たオマツリ男爵のほうが、断然好きになりました。

 

ところどこ気に入らない点もあったけど、それは全体を通して好きだからこそ、気になってしまったということかな。。

 

 

感想おわり。

 

 

 

 

ps

今度ワンピース好きの人、細田守好きの人に会ったら、この映画の話題を振ってみようと思います!

ワンピースファンの人には怒られちゃうかな?笑

 

 

 

 

 

残酷な神が支配する

”ぼくのとこまで堕ちてこれないだろ”

 

 
 
 
 
 

 
 

 

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さっき読み終わった
 
すごい
 

こんなに衝撃的な話初めてだ。。
 
 
『訪問者』の次に好きな作品になりました

 

 


ボストンに帰ったジェルミを見た時は本当にびっくりして、
どこまでもどこまでも堕ちていくのが怖くて辛くて泣いた

1巻のあの純真無垢なジェルミはどこに行っちゃったの?って


でも好きだ
堕ちていったジェルミが

 

 

 

 

 

何もかもスッキリ解決したわけじゃない。

イアンや周りのみんなとの交流を通して少しずつ、本当に少しずつだけど
ジェルミの傷は癒えていく

 

 

私の好きなサブキャラは勿論バレンタイン

「きょうだい愛」が大好きなので。。
共依存ってステキ♡

手紙の、『私の神はあまりにも幼いのです…』ってのが、切なかったなぁ。。

 


萩尾望都作品はサブキャラが記号じゃないのがいい。
入れ子式構造っていうのかな?
サブキャラも一人一人別々の人生を歩んでいて、成長していくの


イアンはすごいイケメンだよね←しかし隙あらば抱こうとする。。( ゚Д゚)

セリフをcv子安武人に脳内変換する遊びも楽しい
(ちょっと桐生冬芽っぽい笑)

 


なんで11人いる以外アニメ化しないんだろう?

萩尾先生が断ってるのかな?

ポーの一族はアニメ映えしそうだけどな〜